ふでれん!

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清書の選別は、“ひとりで審査員”みたいなもんだね。

清書の選別は、“ひとりで審査員”みたいなもんだね。

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しょうじ書道教室

こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。

子どもたちのさきがけ展もそろそろ終盤。

私もぼちぼち集まった作品を整理しております。

ひと月半くらいの練習期間でしたかね。

毎週のお稽古で出来のいいものを、

1枚か2枚を取っておいて。

今ではそれが、一人あたり7枚とか8枚とか。

多めに書く子のものは10枚以上あったり。

選別にも時間がかかります。

ひとり審査員ごっこ。

10枚弱の中から“この1枚”を選ぶ作業。

パッと決まる子もいれば、

なかなか決め手に欠ける子もいます。

この「決め手に欠ける」っていうのは、何も下手なワケじゃなく。

同じ子が同じように書いているので、

その違いがほんのわずかで。

なかなか決められないという。

このとき私は「審査員の気持ち」になります。

どれかが光っている。

ほんのわずかな違いを見つけ出して、

それを拾い上げる。

見落とさないよう注意深く作品を見る。

急いで選ばない。

甲乙付けがたい作品たちでも、

フワーっと眺めてると、

「これしかない」

という1枚があります。

レベルが近い、あまり大きく違わない作品たちを前に、

(もし自分が審査員で…)

(この中から1枚だけ賞を与えるとしたら…)

なんて考えます。

全体のまとまり具合が良いので、それを理由に清書を決めることもありますし、

どれかひと文字が素晴らしく美しく書けていて、

(このひと文字で勝負してみるか…)

という決め方をすることもあります。

こういう場合は、そのひと文字かキラキラと光って見えるものです。

あと1、2回の練習。

締切にはまだ少し余裕がありますが、

清書を決めたあとの出品準備などもあるので、

(書類書いて学校名入れてシール貼って一覧作ってお金を添えて…(汗))

10月15日あたりで、うちの教室は締切ります。

(15日の月曜日、桜小は開校記念日でお休みと聞いたのですが…本当???

9月・10月と、月曜日のお稽古が何回潰れたんだろう…(泣)

予定表通りお稽古はありますよー。)

あと少しですが、ミラクルな1枚が書けるかも!

練習あるのみです。

みんな振替でもなんでもいいから書きにおいで!!

しょうじ書道教室でした!

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