ふでれん!

Read Article

近道?遠回り?どっちにするか迷うよなー。

近道?遠回り?どっちにするか迷うよなー。

このサイトについて

しょうじ書道教室

こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。

令和まであと27日。

指導のジレンマ。

この仕事をしていると、指導方法にて

・カタチ(昇級)をとるか、

・書き方をとるか、

というジレンマがあります。

文字のカタチを中心に教える。

書き方や持ち方や身体の使い方など、ひとまず横に置いておいて、

とにかく文字のカタチを教えていく。

そうすると、段級はわりとスムーズに上がります。

でも書き方や持ち方が自己流なので、あとあと伸び悩む。

どっぷり段級が上がってから持ち方を直せるか?という問題もあります。

書き方からすべて指導する方法。

姿勢から持ち方から身体の使い方から、

すべてのことをひとつひとつ指導したほうがどこまでも上達するのです。

線質が良くなるし、線が強くなる。

手指や腕もよく動く。動かし方に固さがない。

そのかわり習得にとても時間がかかるし、段級の上がり方も遅くなる。

一長一短。

どちらも一長一短あります。

子どもも大人も、段級がトントン拍子に上がったほうがうれしい。

モチベーションも保てる。

楽しくなる。

でも、あとあと伸び悩む。

書道を長く楽しんでほしいので、

持ち方はこう、

動かし方はこう、

身体はこう使って…

といちいちやるか。

これを窮屈に感じる人もいるでしょうね。

とくに小学生なんかはね。

まとめ。

いきつくところは「両方バランス取りながら」という結論になるのですが、

小学生の場合はやや「文字のカタチ」が多めになるのかなー。

とくに筆の持ち方っていうのは、書いたものに“モロ”に出てきます。

(あ〜この人たぶんこうやって書いてんだろーなー)

とだいたい想像がつきます。

指導者はどうして見ただけでそういうことが分かるかというと、

「自分も一度通った道だから」

なのです。同じ失敗を経験しています。

ということで先生の話は良く聞きましょう(笑)。

自分がいろいろと試行錯誤で失敗してきたから、

「それはあんまりオススメしないやり方だ」

と生徒には言うんですよ。

なるべく最短ルートで身につけてほしいので。

・筆を正しく持つとか、

・筆を軽く持つとか、

・字典を使うとか、

・線無しの条幅下敷き使うとか、

遠回りのようで、

結局は最短ルートだったりするんですよね。

なので段級にはあまりこだわらずに…。あれ?結論違う?(笑)

しょうじ書道教室でした!

Return Top