ふでれん!

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「TSUNAGO」の一番詳しいレビューをやるぞ!!

「TSUNAGO」の一番詳しいレビューをやるぞ!!

こんにちは、しょうじ書道教室です。

以前、中島重久堂の“TSUNAGO”を買おうかなー、なんてことを言っておりましたが。

はい。
買いましたー。

短い鉛筆、どうしてる?

この商品は、短くなった鉛筆をつないで、最後まで使い切ろう!という商品。

仕事柄当たり前なのですが、短い鉛筆が出るわ出るわ。
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短くなった鉛筆を延長する補助軸も使ってみたのですが、これをつけたままでは鉛筆は削れず。

鉛筆の先が丸くなる度に外して削るのか、という。

鉛筆って頻繁に削りますよね。

なので、短くなった鉛筆は泣く泣く捨てておりました。ごめんねー。

この“TSUNAGO”、事前にネットで情報収集していましたが、あまり詳しく書いているところが無い。

1,620円の商品。使用するイメージが湧かずに買うのを控えている人も多いかな?と思うのです。

なので、秋田の小さな書道教室が、この“TSUNAGO”の詳しいレビューを書こうじゃないか!と奮闘してみますよ!

TSUNAGOで鉛筆をつなぐ!

このTSUNAGO、

「少々の慣れが必要」

と書いてある人がいました。

今回、私も購入し使ってみたところ、そう思いました。

初めの2・3回は練習だと思ってやってみて下さい。

ちなみに私は10本以上つなぎましたよ。

さて、短くなった2本の鉛筆をつないで1本にしますよー。

最初に準備するもの。

鉛筆をつなぐのに、このTSUNAGOだけあってもつなげません。
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必要なものはこちら。
・TSUNAGO
・木工用ボンド
・太い輪ゴム

そして、
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鉛筆の芯の粉で汚れないように、ティッシュを1枚敷いておきましょう。

これで準備はOK。

まずは1本目。

初めは赤いフタのところの番号が「0」になっています。
削りカスや芯の粉がこぼれないようになってます。
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これを回して「1」にしまして、
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まず初めは、つなぐ2本のうちの上部側になる鉛筆のおしりを削ります。
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その前に、事前に用意した太い輪ゴムを巻き付けておきます。

この「1」の穴で削る作業が、一番気をつけたいポイント。

少し力のいるところで、しかも、鉛筆が割れやすい。

輪ゴムを巻くことで、持ちやすく、力が入りやすく、丁寧な作業ができます。
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ここで削るときに、いわゆる「鉛筆削り」の要領で鉛筆を回転させて削りがちですが、この鉛筆のおしりを削る刃物は三角形のキリ状になっているため、一定の方向に回転させる必要がありません。

「キリ」なので、左・右・左・右、とラチェット式に回して下さい。

右手と左手を反対方向に、右・左・右・左、と交互に。

ぐーるぐーる回す必要はありません。
(説明書には“時計回りに”と書いていたような・・・)
ぐるぐる回しても削れますが、それだとなかなか深くまで削れない。

なかなか深くまで削れないから、力を入れすぎる。
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力を入れすぎると、今度は鉛筆が割れてしまいます。
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この赤い線のところまで深く削るのですが、ここが意外と深い。

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時々鉛筆を抜いて、粉を出しつつ、深さを確認しましょう。
(鉛筆を入れたまま赤い線を確認できるようになっているが、芯の黒い粉ですぐ見えなくなる)

ラチェット式で削った方が、鉛筆は割れにくいですよ。

しっかり赤い線の深さまで削れたら1本目は終了です。

そして2本目。

「2」の穴にしまして。
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2本目は、つなぐ2本のうちの下部側になる鉛筆のあたまを削ります。

こちらは簡単。

普通の鉛筆削りの要領で、くるくる回して削ります。
こちらは切れ味良好、難しくありません。
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途中で鉛筆を抜いてみます。

まだ、前に削った鉛筆の形が残っていますね。
これを残らず削りますよ。
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このように直角になるまで削ってください。

ここでもうひと手間。

削るのは簡単な2本目ですが、ここでひと手間かけます。
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「3」の穴にして、先ほど削った鉛筆の“バリ”を取ります。

ここは穴に差してクリクリやるだけ。IMG_20170515_152055
これで2本つなぐ準備ができました。
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それではつなぎましょう!

木工用ボンドをほんの1粒。
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ニチャっと。
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はみ出たボンドを、敷いているティッシュで拭き取って。
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完成~♪。

一晩置いてボンドが完全に乾くのを待ってから使いましょう。

その出来のほどは?!

ほんとにこれで大丈夫なの~???と思いませんか?

私もそう思います。

なので、実験。
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完全に乾いたつないだ鉛筆を、電動の鉛筆削り機に入れてみます。
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ぐぐぐ・・・。

つないだところが回ることなくギリギリまで削れています。

・・・。

この先も気になりませんか?
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気になりますねーー。

なので、もう少し削ることにします。
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・・・?!

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ほほー。こうなるんですね。もっとボロボロな先っちょが出てくるかと思ってました。

ここで、先ほどの“割れてしまった鉛筆”を
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うりゃっ!と。
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割ってみましたら。
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こんな感じでした。

境目の所にきても、普通に削って普通に使えるんだねー。

まとめ

輪ゴムを巻くなどして工夫すれば、さほど力はいらず作業は簡単です。

それでも何本も連続で削っていると、右手の親指がだるくなってきます。

1日にせいぜい4~5本かな。

それ以上やると疲れちゃう。

あまり力のないママさんであれば、2~3本くらいかな。

私のように短い鉛筆をたっぷりため込んでいる人は、毎日2~3本をコツコツやる必要があるでしょうけど、一般のご家庭なら全く問題ないはず。

面倒といえば面倒ですが、作業自体はごく簡単。

ウチの子もつないだ鉛筆を筆箱に入れて学校に持っていっていますよ。


ペンシルホルダーつきのものもあるようなので、これだと太い輪ゴムはいりませんね!

ものを大事にする気持ちを大切に!

しょうじ書道教室でした!

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