ふでれん!

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上手になるためには、上手に書かなくてもいいんです!

上手になるためには、上手に書かなくてもいいんです!

こんにちは、しょうじ書道教室です。

秋田はなんだかすごい天気でした。
台風並みの強風が・・・。桜が散ってしまうわー。

子どもよりも大人の方々。

さて今回のタイトル、どういうこと・・・!?

これは上手になるための大事な心構え。

上手になるためには、上手に書かなくてもいい。

少し語弊はあるかもしれませんね。

これはどちらかというと、大人の方が陥りやすいこと。

子どもも、学年が上がるにつれこういう傾向になりがちですが。

気になるでしょうね。やはり。

みなさんは、字を上手に書くために練習していますね。

あんな字が書きたい、あの人みたいに書ければいいなあ・・・。

そう思いながら、日々練習するわけです。

そこは何も間違ってはいません。

しかし・・・、

書けないこと、気にしすぎていませんか??

というところなのです。はい。

でもそこ、気にしないで欲しいなーと。

上達とは。

字が上手くなっていくプロセスは、

・その筆記用具に慣れている
・その字の大きさに慣れている
・美しい字の形を覚えている
・お手本を見なくても覚えている
・バランスが整っている

などなど、これほどの多くの項目がそれなりにできていないと美しく見えてきません。

もちろん、これは一朝一夕にできることではありませんね。

例えば。

これらの項目ごとに、預金通帳があると思ってください。

全て違う通帳。

習字や書道を継続していると、これらの貯金がだんだん貯まってきます。

どれかひとつの通帳ばかり貯まっていても、なかなかうまく書けません。

まんべんなく貯まってくると、うまく書けてきます。

小学生が習字教室をやめたとたん、字が下手になっったというのもここら辺が理由です。

満期が来れば。

ですので、字が上手くなるためには、そのときだけで判断しないようにしましょう。

目先の課題が上手く書けたのか、書けなかったのか、そこはあまり関係ないのです。

・自分はどのくらい、この筆記用具(筆やペン)をうまく扱えているのだろうか
・この字の大きさで、どのくらい練習してきただろうか
・手本を見ないで、どのくらい書けるだろうか
・日頃からバランスを意識しているだろうか

貯金が貯まってくると、自分の残高が気になってきます。

意識しながらやっていたことが、だんだん無意識のうちになってきます。

どの通帳も結構貯まったかなーと感じたとき、あなたは字が上手になっているでしょう。

上達とは、だぶんそういうことです。

毎月の課題、今年の作品の出来/不出来はあまり気にせず(できる限りのことはやった上でですよ!)、継続していきましょう

まとめ

このお話、ちゃんと着陸できたでしょうか?(笑)

要するに、

目先のことはあまり気にしないで、練習しましょうねー

ということなのです。

わたしだって年がら年中書いていて、この位なのです。

みなさん一緒に頑張りましょうね!
しょうじ書道教室でした!

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